ABOUT
創業1928年、博多織の老舗株式会社鴛海織物工場が運営するショップで、2000年HAKATA JAPANとしてニューヨークの見本市からスタートしました。 伝統的工芸品『博多織の帯地』を使用し、様々なクリエーターや企業・素材とコラボレーションしたオリジナルアイテムをはじめ、伝統の『献上紋様』をあしらったアクセサリーやステーショナリーなど、博多の粋とmade in JAPANにこだわったショップです。 博多織 博多織は、国が指定した福岡の「伝統的工芸品」です。 鎌倉時代(1241年)、中国・宋より博多に伝わった技法を基に独自の意匠を施した織物が博多織のはじまりといわれています。 江戸時代、筑前藩主・黒田長政が、幕府への献上品として博多織を献上したことより、 帯の産地として、博多の地名とともに『献上博多織』の名は、広く知られるようになりました。 経糸が創りだす洗練と粋 上質の絹糸を使用した博多織は、細いたくさんの経糸(たていと)に、 細い糸を撚り合わせた太い緯糸(よこいと)を力強く筬(おさ)で打ち込み表面に 横状の凹凸(畝:うね)を作り、主に経糸を浮かして模様を織り出した厚地の張りのある丈夫な絹織物です。 博多織を代表する柄『献上博多』 代表的な柄の『献上博多』は、江戸幕府に献上したことに由来します。「独鈷」(煩悩を払う金属製の仏具)と「華皿」(仏を供養する時に散布する花を入れる皿)を図案化したものと、線の太さにより親と子に見立てた「中子持縞」(親子縞)と「両子持縞」(孝行縞)で構成されています。そこには、時代を超越したデザインスタイルがあります。そんな『献上博多』には厄除けや家内繁栄の意が込められています。